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第二新卒の営業への転職事情!職務経歴書の自己PRの書き方も解説


新卒入社して3年以内で転職をする人のことを、一般的に「第二新卒」と呼びます。


第二新卒として転職を考える方の中には、事務職や総合職で社会人生活をスタートしたけれど、営業を経験してみようかと考える人も多いようです。


営業職は相対的に求人が多く、営業が未経験であっても第二新卒の転職では採用されやすい傾向があります。


今回の記事では、第二新卒の営業職への転職事情と、転職活動で応募書類である職務経歴書の自己PRの書き方を解説します。



目次[非表示]

  1. 1.営業の第二新卒の転職事情
    1. 1.1.そもそも「第二新卒」とは?
    2. 1.2.第二新卒が営業で採用されやすい理由
    3. 1.3.ビジネスの基本や社会人マナーがすでにある
    4. 1.4.若いので柔軟性がある
  2. 2.第二新卒採用に積極的な大手企業とは?
    1. 2.1.IT関連で第二新卒採用に積極的な大手企業
      1. 2.1.1.株式会社サイバーエージェント
      2. 2.1.2.サイボウズ株式会社
      3. 2.1.3.ヤフー株式会社
      4. 2.1.4.株式会社ワークスアプリケーションズ
      5. 2.1.5.株式会社メルカリ
    2. 2.2.メーカーで第二新卒採用に積極的な大手企業
      1. 2.2.1.シャープ株式会社
      2. 2.2.2.ソニーグループ株式会社
      3. 2.2.3.トヨタ自動車株式会社
      4. 2.2.4.味の素株式会社
  3. 3.第二新卒の職務経歴書での自己PRの書き方
    1. 3.1.キャリアの棚卸しをしておく
    2. 3.2.自分を客観視できることをアピールする
    3. 3.3.営業に活かせるスキルや経験をアピールする
    4. 3.4.5〜10年後のビジョンと応募先を紐づける
  4. 4.第二新卒なら営業での転職が成功しやすい



営業の第二新卒の転職事情


まずは第二新卒が営業職に転職する際の転職事情について、解説しておきましょう。


そもそも「第二新卒」とは?


本題に入る前に、そもそも第二新卒とは何かを確認しておきましょう。


第二新卒とは、大学あるいは大学院などを卒業して「新卒者」として一旦就職し、主に3年未満で転職をする人のことを指します。

「二卒」や「第二新卒者」とも呼ばれます。


第二新卒が営業で採用されやすい理由


第二新卒は営業職として採用されやすいと、一般的にいわれています。

その理由に目を向けてみましょう。


ビジネスの基本や社会人マナーがすでにある


まず第二新卒であれば、最初に入社した企業で新入社員研修を受けているはずなので、社会人マナーやビジネスの基本はすでに身に付けていると評価されます。

人とのコミュニケーションが重要な営業職ですが、企業側も第二新卒なら比較的即戦力に近い形で任せやすいのです。


若いので柔軟性がある


次に、一般的なの中途採用の候補者に比べて若く、特定の企業文化に染まっていないので柔軟性があると評価されます。

特に営業職は専門性がそれほど必要ないので、柔軟に自社流の営業ノウハウを吸収する素養があると思われる第二新卒は、有力候補として見てもらえます。


第二新卒採用に積極的な大手企業とは?


大手企業の中には、第二新卒の採用に積極的なところがあります。

IT関連とメーカー系の企業です。それぞれを詳しく見てみましょう。


IT関連で第二新卒採用に積極的な大手企業


株式会社サイバーエージェント

ネット広告代理業として、多くのユニークなビジネスモデルを展開しており、IT関連業界のなかでも人気が高い企業です。

採用傾向としては、Webに関するリテラシーが高い候補者を求めているようです。

応募する場合は自分ができることをわかりやすくアピールすることが重要となります。

転職サイトや転職エージェントを通じての募集はほとんどされておらず、​​​​​​​公式サイトからのエントリーがメインです。


サイボウズ株式会社

働き方改革を積極的に推進していることから、第二新卒の転職先として人気があります。

通常の採用枠とは別にU-29採用や、複業採用なども取り入れています。

また、さまざまな角度からダイバーシティを尊重した企業づくりを進めています。


ヤフー株式会社

2016年に、新卒の一括採用を撤廃し、学歴や職歴にこだわらない「ポテンシャル採用」を導入しました。

条件は30歳以下のため、第二新卒の人にはぴったりです。

福利厚生が充実しており、ワークライフバランスが取りやすいことでも知られています。

意欲をアピールできればやりたい仕事を任される期待ができる企業です。


株式会社ワークスアプリケーションズ

「ERPパッケージ」を扱っているベンダーで、働きがいのある企業としてアジア全体でも評価されている企業です。

職位や肩書きを取り払い、率直な意見交換ができる風通しのよい企業風土であるとの評判が聞かれます。

第二新卒の転職では、戦略コンサルタントとしての採用が多いようです。


株式会社メルカリ

多くの投資家が注目する成長力を誇る企業です。

求人情報は公式サイトや転職エージェントの活用もいいですが、メルカリが主催するイベントの懇親会などで人材をスカウトすることもあるようです。


メーカーで第二新卒採用に積極的な大手企業


シャープ株式会社

日本のモノづくりの伝統を尊重する、現在は中国資本になっている電機メーカーです。

技術職ではモノづくりにこだわったやりがいが得られるでしょう。

海外とのやり取りも多いので、英語スキルがあると有利です。


ソニーグループ株式会社

日本の大手電機メーカーかつ多国籍コングロマリットとして人気が高く、転職難易度は高めです。

公式サイトからエントリーが可能ですが、転職エージェントを活用して、推薦してもらってエントリーしたほうが内定確率は上がるでしょう。


トヨタ自動車株式会社

転職サイトや転職エージェント、公式サイトなど、​​​​​​​エントリーできるさまざまな選択肢があります。

中途採用の人材も多いことから、スキルや意欲次第で活躍できる環境になっており、転職志望者には魅力的です。


味の素株式会社

あまり情報は公開されておらず、転職難易度は高いといわれています。

転職エージェントを活用する方がよいでしょう。

非公開求人案件を扱える転職エージェントなら、対策を施してチャレンジする価値があります。


第二新卒の職務経歴書での自己PRの書き方


第二新卒での転職活動に際しての、職務経歴書での自己PRの書き方について解説します。


キャリアの棚卸しをしておく


第二新卒は社会人としての経歴がまだ短いとはいえ、だからこそキャリアの棚卸しをきちんとやっておきましょう。

どういう業務を、どういう立場で、どれくらいの期間携わったか、どういう成果を上げてどのように評価されたかなどを、すべて書き出してみます。


頭の中ではわかっていると思っていても、書き出してみて全体を俯瞰することで、それまで気づかなかった自分の適性やポテンシャルに気がつくことも多いです。


自分を客観視できることをアピールする


中途採用候補者は誰しも自分をアピールしたいのは当然ですが、よく見せたいあまりに主観に偏ってしまって、客観性に欠ける自己分析になると選考担当者にはよい評価をされません。


冷静に客観的に自己評価ができることを、職務経歴書で伝えましょう。

そのためには主観的な表現は避け、客観的な実績と第三者の評価をもって自分のキャリアやスキルを表現しましょう。


営業に活かせるスキルや経験をアピールする


営業職が未経験でも、これまでの経験や持っているスキルで営業に活かせそうなものがないかをキャリアの棚卸しで見定めておき、できるだけそういう部分を強くアピールしましょう。


5〜10年後のビジョンと応募先を紐づける


自分自身の5年後や10年後にどうなっていたいかというビジョンを、応募先企業の長期計画などで公表されているビジョンに紐づけるような表現をすると、よく企業のことをわかって意欲的に応募しているという評価をもらいやすくなります。


また、営業においてのキャリアアップのビジョンを記載する場合や面接で述べる場合の参考に、以下の記事もぜひご覧ください。


  営業におけるキャリアアップとは?必要となる6つのスキルを伸ばそう | インプレックスアンドカンパニー株式会社 本記事では、営業におけるキャリアアップの概念やキャリアアップに必要な6つのスキルについて紹介します。 インプレックスアンドカンパニー株式会社



第二新卒なら営業での転職が成功しやすい


新卒で就職後に3年未満で転職に臨む第二新卒の営業職への転職事情と、転職活動での職務経歴書の自己PRの書き方を解説しました。

第二新卒は社会人のマナーを備えている上に、若くて柔軟性があるので営業職での転職が比較的しやすくなっています。


スキルの棚卸しを行なった上で、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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