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クリティカルシンキングで物事の本質を見極める!営業に役立つ思考法


クリティカルシンキング(critical thinking)は物事のあらを探すのではなく、
本質を見極めて最適解を見つけるための前向きな思考法です。


これを身につけておくと、営業などのビジネスにおいてはもちろんのこと、
勉強や私生活での課題解決にも役立ちます。


今回の記事では、クリティカルシンキングの定義やメリット、基本スタンスなどを
できるだけわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 1.クリティカルシンキングとは何か?
    1. 1.1.言葉の意味は「批判的思考」
    2. 1.2.ロジカルシンキングとは何が違うのか?
  2. 2.クリティカルシンキングのメリットとは
    1. 2.1.問題解決力や的確な判断力が増す
    2. 2.2.コミュニケーションレベルが向上する
    3. 2.3.リスクやチャンスに敏感になる
  3. 3.クリティカルシンキングの基本スタンス
    1. 3.1.目的意識が重要
    2. 3.2.誰もが思考にバイアスがかかることを認識
    3. 3.3.思考に終着点を設けない
  4. 4.クリティカルシンキングを身につけて仕事に活かそう



クリティカルシンキングとは何か?


まずはクリティカルシンキングとは何かという定義を確認しておきましょう。


言葉の意味は「批判的思考」


クリティカルシンキングとは直訳すると「批判的思考」です。


さまざまな物事や意見を冷静かつ客観的に把握し、なぜそうなるのか、
それは正しいのかと批判的な問いかけをすることで、
その本質を見極めようとする考え方といえるでしょう。


批判のための批判ではなく、物事を論理的で構造的に考える思考パターンです。


誰もが日常生活で無意識にとっているアクションや考え方を見つめ直し、
客観的に分析する際などにも用いられます。


企業活動においてはクリティカルシンキングを活用することにより、
計画の立案や課題解決法の模索、意思決定などを、合理的に進めることが可能です。


ロジカルシンキングとは何が違うのか?


クリティカルシンキングは、一見「ロジカルシンキング」と似ているので、
しばしば混同されることがあります。


ロジカルシンキングとは、物事を整理して分析することで論理的に考える思考法です。


つまり、科学的な議論や合理的なシステムを考案する目的、
ITのプログラミングなどには欠かせない要素となります。


しかし、そこに人間的、文化的、あるいは社会や政治に関係するような、
一律にこれが正解とは決められない問題についての議論では、
それだけでは不充分な場合があるのも事実です。


一方、クリティカルシンキングは結論の論理的な正しさに加えて、
妥当性に注目するところがロジカルシンキングと異なります。


ロジカルシンキングは仮説を検証して結論を導きますが、
クリティカルシンキングは導かれた結論が本当に妥当であるかを批判的かつ客観的に
検証することによって、捉え方の誤りに気づき、問題の本質を見つけることができるのです。


これら2つの思考法は切り口が異なるものであっても、決して相反するものではありません。


クリティカルシンキングにロジカルシンキングの要素を活かすこともできれば、その逆も可能です。


ちなみにロジカルシンキングを応用した、
考え方の整理に役立つフレームワーク「ロジックツリー」に関しては、
以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


営業職にはロジックツリーの活用をおすすめ!種類やメリットを解説!

  営業職にはロジックツリーの活用をおすすめ!種類やメリットを解説! | インプレックスアンドカンパニー株式会社 当記事ではロジックツリーの概要を見ていきながら、営業職にロジックツリーが必要な理由や種類、メリットなどについて解説します。 現在営業で悩んでいるビジネスパーソンは、ぜひ参考にしてみてください。 インプレックスアンドカンパニー株式会社


クリティカルシンキングのメリットとは


実際に営業などのビジネスでクリティカルシンキングを用いることのメリットについて見ていきましょう。


問題解決力や的確な判断力が増す


物事を批判的に捉えることで、その対象が持つ矛盾や抜け漏れを減らすことができます。


その上、議論が掘り下げられて本質に迫っていくにつれ、
取り組むべき課題や適切な解決方法が明らかになるでしょう。


また具体的には、営業において売上やコストを管理したり、データをもとに
営業戦略を立てたりする場合に、クリティカルシンキングを用いれば
データが何を意味するのかを理解できて、的確な判断が可能になります。


コミュニケーションレベルが向上する


スタッフ間に認識のズレが生まれていると、
コミュニケーションを良好にとることができなくなります。


クリティカルシンキングを用いれば、意図を正確に伝えたい局面で
自身の主張に説得力を与えて、他者の理解や行動を促すことが可能です。


他者の意見を聞くときも、その発言の背後にある意図を理解しやすくなるので、
コミュニケーションレベルが向上します。


リスクやチャンスに敏感になる


クリティカルシンキングが身につけば、現状に決して満足することなく、
いつも新しい発想でアイデアを生み出すことができるでしょう。


それにより、ダイナミックな思考や行動が可能になるメリットがあるのです。


そして、過去の前例や既成概念に左右されずに物事の本質を見極め、
一旦出された結論に対しても疑問を常に持ち続けることで、
見過ごされがちなリスクやチャンスに敏感に気づけるようになります。


クリティカルシンキングの基本スタンス


クリティカルシンキングを行う際は、以下の3つの基本スタンスを心がけることが大切です。


  • 目的意識が重要
  • 誰もが思考にバイアスがかかることを認識
  • 思考に終着点を設けない


それぞれを詳しく見ていきましょう。


目的意識が重要


自分は一体何のために思考するのかという目的意識を常に持っておくことは、
クリティカルシンキングを行うにあたって非常に大切な心構えです。


思考をこれからさまざまに繰り広げていくべき問題や課題、
事象について、最終的な目的となるものを意識していなければ
部分的な解決や検討で終わってしまいかねません。


あるいは、とりたてて重要ではないような課題の議論や検討に、
貴重な時間を費やしてしまうことになりかねないのです。


物事の枝葉末節の部分が気になってしまった結果、
そもそも目指すべき根本的な目的とは関係のない議論に
囚われることのないようにしなければなりません。


そのためにも、目的意識を明確に持って論点を事前に確認して思考に入っていきましょう。


誰もが思考にバイアスがかかることを認識


思考するのは人間であり、人間には誰しもそれぞれの価値観、
そして思い込みや偏よった考え方などがあって当然です。


これは、良し悪しとは別の、思考というものに関する暗黙の了解のようなもので、
クリティカルシンキングにおいてはそれを理解しておく必要があります。


他者だけではなく自分自身も含めて、人間は考え方や価値観に偏りや癖を持っているという、
いいかえれば誰もが思考にバイアスがかかるという前提を認識しましょう。


その上で既存のきまりごとに囚われずに、挙がっている答え以外にも想定できる選択肢はないか、他の原因は考えられないかなどをどこまでも客観的な視点から問いかけることが重要です。


思考に終着点を設けない


最後になりますが、思考に終着点を設けないこと、
​​​​​​​すなわち常に問いかけ続けることが大切です。


自分は何のために思考をするのかという確たる目的を設定して、
そこに向かってひたすら考え抜くことにより、
クリティカルシンキングは深みが増して成熟度が高まります。


営業を含めてビジネスの世界は変化が著しく、
課題を解決してもまた新たな課題がその先に見えてくることは珍しくありません。


客観的で批判的な思考を常に継続することで、
物事の本質を見誤ることなく先に向かって進むことが可能になるのです。


ところで、クリティカルシンキングやロジカルシンキングは含みませんが、
交渉力や概念形成など営業の6つの能力を「見える化」する営業の「スキルマップ」について、
以下の記事で取り上げているので、参考になるでしょう。


「営業のスキルマップに入れるべき項目は6つ!導入メリットも紹介

  営業のスキルマップに入れるべき項目は6つ!導入メリットも紹介 | インプレックスアンドカンパニー株式会社 「スキルマップ」とは、営業に欠かせない能力を可視化したものです。本記事ではスキルマップの概要や作成目的、メリットと盛り込むべき評価項目6つを紹介します。 インプレックスアンドカンパニー株式会社



クリティカルシンキングを身につけて仕事に活かそう


クリティカルシンキングの定義やメリット、基本スタンスなどをわかりやすく解説しました。


ロジカルシンキングも大切ですが、それだけでは問題解決に不十分な場合があります。


クリティカルシンキングで批判的かつ客観的に思考することにより、
物事や今起こっていることの本質を見極めることができ、
適切な対処への知恵が湧いてくるのです。


営業を筆頭にビジネスに従事するみなさんは、
ぜひクリティカルシンキングを身につけて、
常に本質を見極めつつ問いかけ続けて価値ある仕事を成し遂げていきましょう。


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